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治療費はいかほど? [ヘルニアの知識]

小動物診療料金の実態調査結果
「自分のペットの受けた治療費は妥当なの?」「いったい治療費にいくらくらいかかるんだろう?」、そんな不安を覚える飼い主さんは多いはず。うちの子が治療を受けた時も、本当に妥当な料金か?なんてわかりませんでしたもの。そんなときに参考にしてほしいのが、日本獣医師会で公開している「小動物診療料金の実態調査結果」です。
ただし、ちょっと見かたにコツや知識が必要ですけど。

・極端に高い。極端に安い。
他の獣医に比べて極端に高かったり、逆に安かったりするのは、アンケートへの記入ミスの可能性が高いです。最も人数の多い価格帯を標準とみなし、極端に高かったり、安かったりする金額は無視してください。

・自分で合算する必要がある。
診療料金は細かく分類されています。たとえば手術でも、それに伴う麻酔や検査料金、入院料金は含まれていません。それらを自分で合算します。

ちなみにうちの子の場合は・・・・
・MRI検査
全身麻酔x1回
MRI検査x2回(造影剤なしではいまいちだったので、造影剤を入れて再撮影)

・手術
全身麻酔x1回
造窓術x2箇所
椎弓切除x1箇所
入院x14日

MRI2回撮っていることや、造窓術はサービスと考えると、標準的だったのかなぁ~と。

「そんなのわかるわけないじゃん。」という人は、自分が病院にかかった時にかかる料金を三倍してください。そう、国民保険が効かずに、全額自己負担すると思って計算すると、ほぼ動物の診察料と同じになります。体が小さい分薬の量が減ることを除けば、実のところ人間が診察をうけたときの料金と、大きく変わるわけじゃないんです。

MRIやCT検査、手術などにならない限り、そんなに料金が高いわけではありません。
そして負担できるか否かは手術が必要になってから、考えればよいのです。
早めに病院に連れて行ってあげてくださいね。


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