椎間板ヘルニアの治療法 [ヘルニアの知識]
内科的な治療
ステロイドをはじめとする抗炎症剤を投与することで、椎間板ヘルニアによって圧迫された神経の炎症を取り除きます。足がまだ少し動いたり、感覚が残っている場合には内科的な治療を試みます。すぐに治療効果が出る場合もあれば、まったく効果を得られない場合もあります。
外科的な治療
内科的な治療で効果を得られない場合や、痛覚などの感覚が完全になくなっている場合には外科的な治療を試みます。特に、痛覚を失っている場合には、48時間以内に速やかに外科的な治療により圧迫を取り除かないと回復が困難になります。
手術によるヘルニアの除去
背中側から手術によりヘルニアを起こしている椎間板を除去します。手術にともない一週間ほどの入院治療が必要です。
レーザーによるヘルニアの除去
レーザーをつかってヘルニアを焼くことで圧迫を取り除きます。入院の必要がないのが特徴です。
ただし前述のように速やかに治療をほどこす必要があるので、治療法や病院を選んでいる余裕は無いのが現実でしょう。
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